中江有里著「わたしたちの秘密」(858円=税込み、中央公論新社刊)を、読売IDをお持ちの方10人にプレゼントします。
読売新聞オンラインで2018年6月から12月まで連載していたオリジナル小説「トランスファー」(19年6月、中央公論新社刊)を改題し、加筆修正し文庫化。
派遣社員として空虚な毎日を送る30歳の大倉玉青(たまお)は、5年前の自らの選択が生んだ「秘密」を抱え生きていた。ある日、劇的な邂逅から生活が急転。玉青は思う。この出会いを、わたしは信じていいのだろうか――。女優・作家・歌手として多彩な才能を見せる著者が、二人の女性の交錯を軸に現代的テーマに迫った、温かでミステリアスな物語です。巻末には、作詞家の松井五郎氏との対談を収録。
応募締め切りは、9月2日(金)です。
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【プロフィル】
中江有里(なかえ・ゆり)
女優、作家、歌手
1973年大阪府生まれ。法政大学卒。89年芸能界デビュー。数多くのテレビドラマ、映画に出演。2002年「納豆ウドン」で第23回「BKラジオドラマ脚本懸賞」で最高賞を受賞し、脚本家デビュー。NHK BS2「週刊ブックレビュー」で長年司会を務めた。06年、初の小説「結婚写真」を刊行。著書に「わたしの本棚」「残りものには、過去がある」「万葉と沙羅」「水の月」などがある。