読売新聞の12月27日付夕刊「ああ言えばこう聞く」で、鵜飼哲夫編集委員がインタビューした哲学者、鷲田清一さん(75)の色紙を、読売IDをお持ちの方3人にプレゼントします。
「ああ言えばこう聞く」は鵜飼編集委員が各界の方を訪ね、明日を生きるヒントを探るコーナーです。月に一度、第4金曜日夕刊掲載(一部地域を除く)。
今回、登場していただくのは大阪大学総長などを歴任した哲学者、鷲田清一さんです。
もうすぐお正月。本来なら、「あけましておめでとう」と声をそろえたいところですが、こんどの年の初めは能登半島地震から1年の節目で、その言葉にはどうもためらいがあります。私たちは、どんな思いで新年を迎え、言葉を交わしたらよいのでしょうか。社会のさまざまな現場に足を運び、対話を通して人々と考える「臨床哲学」を提唱する鷲田さんを、京都の自宅に訪ねました。
2025年1月17日で発生から30年になる阪神淡路大震災を経験し、東日本大震災後では現地を歩き、人々の声に耳を傾け、現在せんだいメディアテークの館長を務める鷲田さんからは、忘れてはならないことを記念日として毎日書いておく独自のカレンダー構想が提案されました。どんな発想なのか。ぜひ、記事を読んで味わってください。そして、読者のみなさまが来年をすこやかな気持ちで迎えられることを祈っています。
色紙には、句読点の読点「、」を書いていただきました。「一呼吸して」「間を置いて」という思いが込められています。
応募の締め切りは2025年1月16日(木)です。「ああ言えばこう聞く」への感想も、お待ちしています。