読売新聞の3月28日付夕刊「ああ言えばこう聞く」で、鵜飼哲夫編集委員がインタビューした作家、水村美苗さんの色紙を、読売IDをお持ちの方4人にプレゼントします。
「ああ言えばこう聞く」は鵜飼編集委員が各界の方を訪ね、明日を生きるヒントを探るコーナーです。月に一度、第4金曜日夕刊掲載(一部地域を除く)。
1990年、未完に終わった漱石の遺著「明暗」のつづきを描き、話題になった「続明暗」でデビューしてから35年。12歳で渡米し、イェール大学などで学んだ水村さんは、帰国後、親の介護や肉親の世話に追われながら小説を書きつづけてきました。出版した作品は、新作を含めて5作と寡作ですが、「続明暗」は芸術選奨新人賞、2作目の「私小説 from left to right」は野間文芸新人賞に輝き、「本格小説」は読売文学賞、「母の遺産――新聞小説」では大仏次郎賞を受けています。
人生100年時代。長い老後にともなう介護や健康不安などに向き合いながら、水村さんはどのように小説を書いてきたのでしょうか。都内の自宅にてお話を伺いました。
色紙には「ようやく小説家になりました」「日本語で書く 日本語で読んで 日本語で書く」「日本語で読む 日本語で書く」と書いていただきました。(色紙は選べません)
応募の締め切りは4月17日(木)です。「ああ言えばこう聞く」への感想も、お待ちしています。