「今年こそ正倉院展へ」と思っている方におすすめの講演会です。「第77回正倉院展」が10月25日から奈良国立博物館で始まるのを前に、国際色豊かな正倉院宝物の魅力をわかりやすく紹介する講演会「世界の宝庫・正倉院」を9月28日、京都市の京都美術工芸大学で開催します。この講演会に150人を招待します。
奈良・東大寺の北側にある正倉院では、聖武天皇ゆかりの品など約9000件が約1300年の時を経てとても良好な状態で保管されています。毎秋の正倉院展でその一部が公開されます。
講演会は、正倉院展をまだ訪れたことのない人や在日外国人などに向けて、宮内庁正倉院事務所の片岡真純さんが、大陸からの渡来品やシルクロードの影響を受けた国産品など、宝物の持つ国際性について解説します。会場では、京都美術工芸大学が挑戦した「正倉院宝物復元プロジェクト」で学生たちが制作した宝物の復元作品も展示されます。
当選者には「ご招待はがき」を郵送します。同伴者(1人まで)の参加をご希望の場合は、申込者に人数分のはがきをお送りします。
【日時】2025年9月28日(日) 13時30分~15時
【会場】京都美術工芸大学南館3階KYOBIホール(京都市東山区川端通七条上ル)
【主催】読売新聞社
【後援】奈良国立博物館
【協賛】京都美術工芸大学
プログラム
・正倉院宝物の基本情報を解説する動画の上映
・講演① 講師 宮内庁正倉院事務所保存課情報発信推進室長 片岡真純さん
・講演② 講師 京都美術工芸大学芸術学部デザイン・工芸学科助教 古閑謙太郎さん
講演会の問い合わせは、読売新聞大阪本社わいず倶楽部事務局「正倉院講演会」係(06・6366・2338、平日10時~17時)
今年の正倉院展の予習にもピッタリの講演会です。
「第77回正倉院展」の概要、出陳宝物についてはこちら。