読売新聞の4月26日付夕刊の「ああ言えばこう聞く」で、鵜飼哲夫編集委員がインタビューした大原美術館館長、三浦篤さん(66)の色紙を、読売IDをお持ちの方4人にプレゼントします。
「ああ言えばこう聞く」は鵜飼編集委員が各界の方を訪ね、明日を生きるヒントを探るコーナーです。月に一度、第4金曜日夕刊掲載(一部地域を除く)。
今回登場するのは、日本初の西洋美術館として1930年に開館した大原美術館の第5代館長になった三浦篤さんです。
美術史家で東大教授、「絵を見ることの専門家」として活躍し、NHKのEテレ「日曜美術館」でも講師をされてきた三浦さんは、昨年7月からは館長として「見てもらう専門家」にもなり、早速この4月から、自ら企画した特別展「異文化は共鳴するのか? 大原セレクションでひらく近代への扉」(9月23日まで)を開催しています。
モネ「睡蓮」、ゴーギャン「かぐわしき大地」、ピカソ「鳥籠」や近代の西洋画家と、彼らに学びつつ独自の表現を模索した藤田嗣治、小出楢重、梅原龍三郎ら日本近代絵画の巨匠らの作品を並べ、異文化が共鳴しあい、新しい価値観、希望、美を創りあげようとした近代美術の姿を提示しています。
インタビューでは、絵の自由で楽しい見方、それを可能にする「まなざしのレッスン」の方法について東京で伺った後、実地研修編として岡山県倉敷市の大原美術館で、特別展に出品された作品を見ながら、絵の見所についてお話を伺いました。
記事では、三浦さんの最新刊「大人のための印象派講座」についても紹介しています。
色紙は「絵画と対話しよう」など4枚を書いていただきました。
*お知らせ
「ああ言えばこう聞く」のタイトルイラストを描かれている樋口たつ乃さんの展覧会「this moment」が4月27日(土)~29日(月)、5月3日(金)~8日(水)にアトリエ・ギャラリー「セ・ル・ポエム」(神奈川県三浦郡葉山町堀内1432-1)で開催されます。
開館時間は11時~17時30分。期間中にはトークイベントなども予定されています。
詳しくは「セ・ル・ポエム」のHP Instagram @tatsuno_higuchi