中野雅至著「没落官僚　国家公務員志願者がゼロになる日」（990円＝税込み、中央公論新社刊）を、読売IDをお持ちの方５人にプレゼントします。

　「ブラック霞が関」「忖度（そんたく）」「官邸官僚」「経産省内閣」といった新語が象徴するように、片やスーパーエリート、片や「下請け労働者」という二極化が進みます。地道にマジメに働く「ふつうの官僚」が没落しているのです。90年代から推進された政治主導は成功だったのか？

　本書は、元労働省キャリアで公務員制度改革に関わってきた行政学者である著者が、実体験をおりまぜながら、「政官関係」「天下り」「東大生の公務員離れ」等の論点から“嵐”の改革30年間を総括します。

　応募締め切りは、９月13日（金）です。

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【プロフィル】

中野雅至（なかの・まさし）

神戸学院大学現代社会学部教授

1964年奈良県大和郡山市生まれ。同志社大学文学部英文科卒業、新潟大学大学院現代社会文化研究科（博士後期課程）修了。経済学博士。大和郡山市役所勤務ののち、旧労働省入省（国家公務員Ⅰ種試験行政職）。2004年公募により兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科助教授、その後教授。14年より現職。「天下りの研究」「公務員バッシングの研究」「没落するキャリア官僚」といった研究書から、「１勝100敗！　あるキャリア官僚の転職記」「政治主導はなぜ失敗するのか？」「財務省支配の裏側」など一般向けの本も多数執筆。