垣谷美雨著「もう別れてもいいですか」(880円=税込み、中央公論新社刊)を、読売IDをお持ちの方5人にプレゼントします。
2022年刊行の同作の文庫化。
夫は暴力も振るわないし、今のところは浮気も新たなキャッシングも発覚していない。そんな状態で離婚したいと思うなんて、世間の常識から外れているのではないかと思い、ずっと苛(さいな)まれてきたのだが、今まさにその迷いが吹っ切れた思いだった。だって、一緒にいるだけで息がちゃんと吸えなくなる。
「老後の資金がありません」の著者が、女を奴隷扱いする男たちとの決別を描く、ベテラン主婦の再出発を描いた傑作長篇です。
応募の締め切りは、12月19日(木)です。
中央公論新社の公式サイトはこちらから。
【プロフィル】
垣谷美雨(かきや・みう)
作家
2005年「竜巻ガール」で小説推理新人賞を受賞し、デビュー。テレビドラマ化された「リセット」「夫のカノジョ」「結婚相手は抽選で」「定年オヤジ改造計画」や、映画化された「老後の資金がありません」のほか、「四十歳、未婚出産」「夫の墓には入りません」「姑の遺品整理は、迷惑です」「うちの子が結婚しないので」「うちの父が運転をやめません」「懲役病棟」「あきらめません!」「墓じまいのラプロディ」など著作多数。