読売新聞社が発行する季刊オピニオン誌「読売クオータリー」2025夏号(524円=税込み)を、読売IDをお持ちの方30人にプレゼントします。
「読売クオータリー」は、「日本と世界の今を考え、課題を追う」を編集方針に掲げ、内外様々な時事問題の解説記事や未来を見据える論文、記事、コラム、世論調査データなどを掲載しています。
2025夏号は、「昭和100年/戦後80年」を特集しました。大きな曲がり角に立つ日本と世界の来し方と行く末について、夏のひとときに深く考えていただけるような論考を揃えました。創設80年を経て、もはや機能不全に陥った国際連合、一向に改正が進まない日本国憲法を真正面から捉えたリポートのほか、読売・吉野作造賞を受賞した麻田雅文氏の『日ソ戦争』は、今のロシアのウクライナ侵略につながる貴重な知見を与えてくれます。終戦直後の投書や戦前から続く日本の普通選挙の歴史を知ることのできる論文も掲載しました。
未来への道筋を予感させる論考もあります。注目すべきは地方の動きでしょう。「水素社会」実現に向けた福岡や山梨、福島の取り組み、また山形や東京などで進む「在来作物」振興の動き、瀬戸内で進む「現代芸術」を生かした地域おこしの挑戦からは、テクノロジー、バイオ、アートといった多彩な面で日本人の底力を知ることができます。教育面でも、探究的な学びを進め、効果を上げている東京都渋谷区の先進的な動きを取り上げました。
もちろん一筋縄で解決しない課題は山積しています。トランプ米大統領のイラン空爆でひとまず落ち着いた中東情勢は、まだまだ先が見通せません。今年は広島、長崎の被爆から80年経ちましたが、日本の原子力政策についても事実に基づいた正しい議論が不足しています。統計不正、医療インフラなど日本の基礎体力の衰えを示す現象も見逃せません。
他誌やネット記事では読むことのできない論文を、ぜひお読みください。
応募の締め切りは、8月24日(日)です。
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