今村翔吾編「今村翔吾と読む 真田風雲記」(902円=税込み、中央公論新社刊)を、読売IDをお持ちの方5人にプレゼントします。
信濃の土豪から身を立て、武田信玄の幕下で名を揚げ、主家滅亡後に大名として自立。関ヶ原では昌幸と次男信繁(幸村)が西軍、長男信幸(のち信之)が東軍と袂を分かったのが功を奏し、戦後、徳川家康の下で信幸が九万石を得る。そして大坂の陣では――。
「真田太平記」を読んで作家となり、真田愛溢(あふ)れる歴史巨編「幸村を討て「を著した直木賞作家が、敬愛する泰斗が真田家の波瀾万丈を描いた珠玉短編から選りすぐった傑作選。
応募の締め切りは、10月17日(木)です。
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【プロフィル】seo今村翔吾(いまむら・しょうご)
作家
1984年京都府生まれ。2017年刊行のデビュー作「火喰鳥(ひくいどり) 羽州ぼろ鳶(とび)組」で、18年、第7回歴史時代作家クラブ賞・文庫書き下ろし新人賞を受賞。同年、「童神」で第10回角川春樹小説賞を受賞。「童の神」と改題された同作は第160回直木賞候補にもなった。20年「八本目の槍」で第41回吉川英治文学新人賞と第8回野村胡堂文学賞を受賞。同年、「じんかん」が第163回直木賞候補になるとともに、第11回山田風太郎賞を受賞。21年「羽州ぼろ鳶組」シリーズで第6回吉川英治文庫賞を受賞。22年「塞王の楯」で第166回直木賞を受賞。他の文庫シリーズに「くらまし屋稼業」シリーズ、「イクサガミ」シリーズ、「幸村を討て」「茜(あかね)唄」「海を破る者」などがある。