読売新聞の10月25日付夕刊「ああ言えばこう聞く」で、鵜飼哲夫編集委員がインタビューしたメディア史家、佐藤卓己さん(64)のサイン色紙を、読売IDをお持ちの方2人にプレゼントします。
「ああ言えばこう聞く」は鵜飼編集委員が各界の方を訪ね、明日を生きるヒントを探るコーナーです。月に一度、第4金曜日夕刊掲載(一部地域を除く)。
衆院選の投票先に迷っている人も多いでしょう。「信頼できる政党や候補者を冷静に見極めよう」と言われても、各党の公約は“きれいごと”が並んでいます。どうやって見極めたらよいのか。
今回の「ああ言えばこう聞く」では、日本に必要なのは、「空気より責任ある意見、セロンよりヨロンなのだ」という上智大学教授でメディア史家の佐藤卓己さんに登場していただき、より確かな選択をするための公約の読み解き方などを指南してもらいました。
岩波新書から出した最新刊「あいまいさに耐える ネガティブ・リテラシーのすすめ」で、善/悪、右/左といった判断を急がず、あいまいな状況と向き合う思考力をもつことが大切と訴える佐藤さんは、付和雷同の世論(せろん)に惑わされず、責任ある輿論(よろん)を大切にしようと語ります。
さて、その「輿論」とは何か。それはどうやって育んだらよいのか。投票の前に、じっくり記事を読んでいただけたら幸いです。
色紙には、「公議輿論 不惑世論」と書いていただきました。
応募の締め切りは11月14日(木)です。「ああ言えばこう聞く」への感想も、お待ちしています。